- 今回のNHK紅白歌合戦ラインアップで特徴的なのは「K-POPの復活」だろう。ガールズグループでは、新人のIVE(アイヴ)、元HKT48、IZ*ONEの宮脇咲良(24)率いる、LE SSERAFIM(ル・セラフィム)、TWICE、J.Y.パークがプロデュースする日本人グループNiziUが出場。ボーイズグループは、韓国のオーディション番組の日本版「プロデュース101」から誕生したJO1と“日韓混成K-POP”ばかり。KARA、少女時代に代表される第1次K-POPブーム以来の「韓流復活」の波に音楽評論家の富澤一誠氏がこう言う。
■視覚に訴える瞬間力でSNS世代を席巻
「韓国は国策としてエンタメを後押ししているだけあって、ビジュアル、ダンスのレベルが桁違いで、一瞬にして引き込む“瞬間力”に優れている。そのためTikTokに代表される動画系SNSに圧倒的に強い。一方、日本のアイドルはダンスのクオリティーが上がったとはいえ、メロディーによる“浸透力”がメイン。“バズる”ことを期待すれば必然的にK-POP色が強くなるのは言わずもがなでしょう」
■LDHグループは紅白を完全卒業
またEXILEらLDHグループの不出場の影響も。
「LDHは2019年にカウントダウンライブを主催するなど、紅白に依存しない体制を目指し、今年完全卒業した。この穴埋めにK-POPグループのニーズが高まったというのも要因だといわれています。言うならばLDHに袖にされるほど紅白が魅力がないとも言えるのですが」(音楽関係者)
これだけK-POP勢を出演させるからには、韓国の頂点・BTSの出演を期待せざるを得ないが……。韓国エンタメに精通するローバー美々氏がこう言う。
「BTSに関してはグラミー、ビルボードを受賞..
【日時】2022年11月18日 13:40
【ソース】日刊ゲンダイ
K-POP勢が席巻のNHK紅白 BTSのサプライズ出演もあるのか
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